原爆慰霊碑に献花するIOCのバッハ会長(右)=16日午後1時31分、広島市中区の平和記念公園(撮影・高橋洋史) 東京五輪に合わせて来日中の国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が16日午後、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花した。被爆者と対面し、「東京五輪、パラリンピックがより平和な未来への希望の光になると確信している。五輪を通じて世界平和に貢献したい」とのメッセージを発した。核兵器の廃絶には触れなかった。 【画像】周辺では五輪反対デモ 新型コロナウイルス禍での五輪開催に賛否両論がある上、緊急事態宣言中の東京都との往来自粛を広島県が呼び掛ける中、歓迎一色にならない異例の被爆地訪問となった。東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長も同行した。 バッハ会長は平和記念公園に到着し、広島県の湯崎英彦知事、広島市の小池信之副市長の先導で慰霊碑に献花した。原爆資料館では被爆
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