2008年危機:経済学への/からの構造的な教訓[] (※[PDF] も用意しています.長文が読みにくいようでしたらこちらを試してください.) “The Crisis of 2008: Structural Lessons for and from Economics” Daron Acemoglu, MIT 2009年1月 Ricardo Cabellero, Simon Johnson, Bengt Holmstrom そして James Poterba のコメントに感謝する.言うまでもなく本稿で記された見解は全て筆者のものである. '''Executive Summary''' 今回の危機において、経済学はいくつかあやまりを犯した。一つは、景気の波が平準化されてきたことを見て、もうあまり大きな危機は起きないような気分になっていたこと。二番目は、先進国で市場を機能させている制度をきちんと
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