ボタンひとつで透明になる高層ビル「タワー・インフィニティ」に、韓国政府から建設許可が出された。カメラとLEDスクリーンを組み合わせ、裏側の景観をビルに投影する仕組みだ。 新しい超高層ビルはどれも、これ見よがしで目障りな存在だと常々思っているなら、韓国の仁川市青羅地区に建設が予定されている高さ450mの総合娯楽施設「タワー・インフィニティ(Tower Infinity)」に、少しばかり心を慰められるだろう。このビルはときどき透明になるからだ。 タワー・インフィニティは、カメラとLEDを組み合わせた高度なシステムを導入し、ボタンを押すと建物が見えなくなるよう設計されている。 (韓国土地住宅公社が2007年10月に実施した)国際公募で、ほかに140の設計案が出されたなかから、2008年に米国の建築設計事務所GDS Architectsによるこの設計案が選ばれ、最近、韓国政府から建設許可が出された