2011年11月28日のブックマーク (1件)

  • QP21

    ”まがいもの”がいい。 “ノンアルコール・ビール”が売れているみたいですが、 何故飲みたくなるのか、分からない。 ソフトのないパソコン、アクセルのないクルマみたいで、わけが分からない。 友人がゴルフ場帰りのときに、飲むと聞いた。 ビールが飲みたいのに飲めないときの代替品らしい。 「ビールみたいでいいか」と思いながらグラスを傾ける、 自分をだましている気分をどう許しているのだろうか。 「分かってだまされてやる」大人の余裕が必要だ。 「ビールのようで、ビールでない」ところに、ビールの味感を探り当てる。 丁寧に”ビールまがい”に付き合うひとがいる。 例えば、偽物のキャビアに対しては、こんなに丁寧に付き合う人はいないだろう。 商品の完成度が高さが、この”まがいもの”を支えているのだろう。 キリンフリーが初めて発売されたとき、周りのひとが、一様に感心していたことを思い出す。