緩やかな曲線に包まれたボディは、天面を光沢ブラック、側面をマットブラックで仕上げており、それなりに重厚感がある。未使用時はADFが完全に隠れて見た目のノイズにならないほか、よく見ると、天面にはドットパターンと植物の模様が描かれており、なかなか凝ったデザインだ。ただし、ほかの光沢仕上げの製品と同様、指紋やホコリは付着しやすい。 本体サイズは405(幅)×378(奥行き)×180(高さ)ミリ、重量は約9.3キロだ。薄型複合機として名をはせたころに比べると厚みが増したが、機能は大幅に増えているので無理もない。それでも、複合機としては小柄だ。他社の売れ筋モデルに比べて、インク数が少ないこともあるが、フットプリントが小さく、特に横幅を取らないのはありがたい。 背面や側面には突起部などもないので、公称値がそのまま設置面積と思ってよいだろう。後部に給紙トレイはなく、直付けの電源ケーブルは左側面に配置され