新型iPhone「iPhone 5」のネットワーク機能は企業ユーザーの生産性を高めるだろう。だがその一方で、準備ができていないIT部門は思わぬコスト負担を強いられかねない。 iPhone 5は次世代高速携帯通信サービス「LTE(Long Term Evolution)」に対応した米Apple初のスマートフォンだ。さらにiPhone 5は5GHz帯の無線LANにも対応する。こうした機能強化により、企業ユーザーは社内システムとの間でより高速で安定した通信を行えるようになるはずだ。 「社内システムとデータをやりとりしてモバイルワークを実践している従業員に、大きな影響をもたらすだろう」と、AppleのリセラーでありサービスプロバイダーであるTekserveの最高技術責任者(CTO)、アーロン・フライマーク氏は指摘する。 ただし、従業員のデータ通信料をIT部門が支払うのであれば、IT部門は関連コスト
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