デジタル同人(デジタルどうじん)とは、インターネット回線を介したダウンロード販売の形で売買される同人作品(同人誌・同人ソフト)、またはその流通形態を指す呼称である。デジ同人、DL同人とも呼ばれる(#経緯参照)。日本の販売業者が加盟する業界団体としては、デジタル同人販売連絡会 (DHR) がある。 デジタル同人として売られている作品は、小説・コミック・CG集・ゲームなどといったもので、ファイル形式もHTML・PDF・スクリプトアプリケーション・実行ファイルに至るまで多岐にわたる。 作者は各々の作品を販売サイトのシステムにアップロードし、登録申請する。申請された作品は(販売サイトによっては審査の後)サイトに登録され、利用者はクレジットカードや電子マネーによる代金支払いと引き換えに作品のデータをダウンロードする権利を得る。 1980年代から既にデータの形での同人作品のやりとりは小規模に行われてい