11月12日、オランダ・アムステルダムでの集会で、舞台に上ってきた男性にマイクを奪われるグレタ・トゥンベリさん(左)=ロイター イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が続く中、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(20)がパレスチナ支持を訴え、物議をかもしている。12日には地球温暖化対策を求める集会で「政治発言を聞きに来たのではない」と参加者に抗議され、マイクを奪われる騒ぎになった。 この集会はオランダの首都アムステルダムで開かれ、約7万人が参加した。グレタさんはパレスチナの伝統織物カフィーヤをまとって登壇した。「数十年間も警告されてきたのに、われわれは耳を傾けなかった」とイスラエルのパレスチナ占領批判を始めたところで、初老の男性が舞台に上がり、マイクを奪って演説をさえぎった。 「私は環境運動のデモに来たのだ」と声を荒らげる男性に、グレタさんは「落ち着いて」と呼びかけた。男
![環境活動家グレタさん、パレスチナ支持訴え物議 「政治発言は聞きたくない」とマイク奪われる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/949adf6096bc1a11a029149dda795edd6fcf319b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FSDjPDPMjjp3gwPpQUrhHyQYbU_s%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FA6GJEO5KRRN3BIOI43CM76RAWM.jpg)