XML標準規格の共同開発者であるTim Bray氏はカナダで現地時間2010年3月15日、米Googleに加わったことを自身のブログ「ongoing by Tim Bray」で明らかにした。Google主導のモバイル・プラットフォーム「Android」の開発を支援する。 Bray氏はAndroid開発に参加する理由として、「米Appleとの競争が楽しめるから」と述べている。また、Androidのユーザー体験は優れており、なおかつ急速に向上していること、開発者にとって敷居が低く、承認を受ける必要なく誰でもAndroid対応ハードウエアを構築したり、「Android Market」を通じてソフトウエアを販売したりできることなどを挙げた。 一方、Appleの「iPhone」については、「モバイル・インターネットの世界から論争や自由を除外し、誰が何を知ってよいか、誰が何を言ってよいかを厳しく制限し
5月末から6月にかけて、米国出張で2週間ほどAndroid端末を使う機会があった。使ってみると、同世代のスマートフォンとして競争相手であるiPhoneとの違いにいくつか気付いた。ここでは、私が気付いた両者の違いをざっくり主観を交えてまとめてみたい。 Android端末とiPhoneは、ケータイ、あるいはスマートフォンという文脈で考えれば、違いより、むしろ似ているところのほうが多い。両者とも、主にPC向けとして進化したモダンなOSとWebブラウザを搭載していて、タッチパネルを生かしたUIも同様だ。アプリケーションプラットフォームが開放されており、個人でもアプリ開発が可能という点も同じだ。Windows MobileやSymbian OSでも個人開発者によるアプリ開発は不可能ではなかったが、SDKの入手のしやすさや取っつきやすさ、ポータル的なマーケットの有無など違いは大きかった。iPhone向
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