先日、海外の知人が訪ねてきて、都内を案内する機会がありました。世界の電気街・秋葉原に行き、ぜひ日本製の優秀なカメラを手に入れたいという話になりました。ところが、彼の所望するカメラを探して免税ショップを何軒も訪ね歩いても、なかなか見つかりません。 というのも、彼が求めていたのはフィルム式のコンパクトカメラだったからです。彼の母国ではいまだにフィルム式が一般的なのですが、今やわが国の店頭で「最新式」のそれを探すことは難しい状況になっていました。 アナログの時代からカメラの電装化は着実に進んでいます。1985年に登場したミノルタの一眼レフ「α7000」に搭載されていたオートフォーカス機能は衝撃的でした。当時、自動でカメラがピントを合わせてくれるという機能は、SFチックな感じさえしたものです。プロ仕様だった自動巻き上げや高速連写も、いつの間にかコンパクトカメラの標準機能になっていました。 これらは
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