先日のレンズファームウェアに引き続き、ボディのファームウェアも12月13日に最新版(Ver.1.10)が提供開始された(レンズ交換式アドバンストカメラ用ファームウェア)。今回のファームウェアの更新内容は「マウントアダプター FT1 に対応」「セットアップメニューに [ピクセルマッピング] を追加」の2つだ。 本ファームウェアの目玉は、なんと言ってもニコンFマウントレンズが使えるマウントアダプター「FT1」への対応だ。このFT1に関するマニュアル(リンク先PDF)は既に公開されているが、目を通すと制限事項が結構多いことに気付く。 まずは、オートフォーカスが作動するレンズは超音波モーター内蔵のAF-Sレンズ。これに関しては、AFカプラーがないため仕方がないが、AF-Sレンズにしても動作するオートフォーカスモードはシングル(AF-S)のみで、フォーカスポイントは中央1点のみとかなりの制限が付いて