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油性ボールペン「JETSTREAM」の開発者である三菱鉛筆の市川秀寿課長は、油性ボールペンの書き味が好きではなかったと言い切る。だが、裏を返せば、だからこそJETSTREAMという新たな油性ボールペンを開発できたと言えそうだ。油性ボールペンの書き味が好きではないとする開発者が開発した、新コンセプトの油性ボールペンの、商品化への挑戦を引き続き追う。 ── なぜ、油性ボールペンの書き味が嫌いなのですか。 市川 私は筆圧が低いんです。筆圧の低い人にとって、油性ボールペンは、書き味が重く感じる。なめらかな書き味の水性ボールペンの方が書きやすいんです。それと、水性ボールペンに比べて、黒の色が薄い。加えて、乾燥性が悪いですから、はがきを何枚も書いていると、手が真っ黒になる。そこが好きになれない理由なんです(笑)。 ── 好きではない製品を開発するは辛いですね(笑) 市川 筆圧が低い私には、油性ボ
三菱鉛筆の油性ボールペン「JETSTREAM」が話題を集めている。油性ボールペンは一般的に広く使用されているものの、書き味が重い、黒く濃い色が出ないなどの課題が指摘されている。JETSTREAMは、こうした課題を解決するために、設計を抜本的に見直した製品だ。発売以来のキャッチフレーズは「クセになる、なめらかな書き味」。 2003年11月に海外で出荷を開始して以来、2006年末時点の累計出荷は1000万本。短期間にこれだけ売り上げたボールペンは、近年、例を見ない。現在でも、国内市場だけで月平均60万本を出荷する人気ぶりだ。“油性ボールペン始まって以来の大改革”と言われるJETSTREAMは、どうやって生まれたのだろうか。 ボールペンには、油性ボールペン、水性ボールペン、水性ゲルインクボールペンの3種類があります。その中でも油性ボールペンは最も歴史が長く、最もポピュラーなものになっています。国
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