ずいぶん前置きが長くなってしまいましたが、小さなノートパソコンとでも言うような感じのポメラの本体について紹介しましょう。私がキーとキーとの間が離れたアイソレーションタイプのキーを使うのは初めてだったのですが、多少打ちにくい感じはあるものの、本体の薄さを稼ぐためには仕方のないものだとも思えます。強く叩きすぎると音は出ますが、HHKのようなキーボードと比べたらはるかに静かに打鍵できます。それほど響くものでもないだけに、電車の中などでも普通に打って大丈夫なような気がします。親指シフトの配列で入力する場合、スペースバーが長すぎたり、一部のキーの間隔がずれているという評判がありますが、私などは専用のキーボードでなく普通のノートパソコンのキーボードで親指シフトを使ってきましたので、それほどの違和感は感じません。このキータッチでは使う気になれないというような、純正配列の親指シフトキーボードを使い慣れてき
本体のみでほとんど完結するポメラではありますが、購入前に揃えておきたいものはやはりあります。購入後にすぐ使いたいと思っている場合にまず必要なのは単三の乾電池です。 時計機能を保持するボタン電池CR2016は最初から入っていて、使用する時にシートを抜けば作動するようになっていますが、肝心の単三電池は別売りなので注意が必要です。アルカリ乾電池の方が駆動時間は長めですが、トータルコストの削減ということを考えると充電式のニッケル水素電池の利用がおすすめです。長期間保管してもそれほど放電せず、継ぎ足し充電も可能と言うだけでなく、ポメラ自体の設定にもその名がある、eneloopに準じる容量が2000mA前後の製品を使うのが無難です。それと、ボタン電池の予備ということで、CR2016を100円ショップで見かけたら確保しておくことも重ねておすすめします。 次に本体以外にデータを記憶できるメモリカードについ
まだ実機も出回っていないうちから次に期待とは、さすがに嫌味とも取られかねないかも知れませんが、それだけ今回発売されたポメラDM100のインパクトが私にとっては大きかったとも言えます。多くの人が熱望していた親指シフト方式のカナ入力を標準で搭載したモバイル端末というのは、1997年に出た富士通のインタートップ以来となり、その当時の価格が標準価格で128,000円もしましたから、その当時から細々と親指シフトを続けてきた人にとって待望のハードということになります。 しかし、世の中で日本語入力方法の最高のものというのが親指シフトかというと、それはそれで議論の余地があるでしょう。世の中にはさまざまな入力方法があり、多くの人が工夫しながらよりよい形で変化していくことこそが大事だとも言えます。 従来の入力方法の練習教材や、ローマ字やカナ入力以外の日本語入力方法を研究していて、私もだいぶお世話になっている増
先日、持ち運びできる入力環境としての携帯端末と小型キーボードを接続して使うやり方を紹介しましたが、今まで折りたたみ式のキーボードなので敬遠していたキングジムのポメラから新しい機種が11月25日より発売になるようです。今回の製品は折りたたみキーボードを搭載していないので本体サイズが大きくなってしまいますが、膝に乗せて入力も簡単ということでそれなりのメリットはあります。電源は単三電池2本とメモリ保持用のコイン電池でバックライトも点灯するという、かなり昔NECが出していたモバイルギアを髣髴とさせる内容になっています。 モバイルギアと比べて進化している点としては、Bluetoothも搭載していて、iPadやiPhoneの外付けキーボードとしても使える他、何と日本語の入力方法として現在ではまともな入力を覚えるための解説書もない親指シフト入力も標準でサポートしているという話を聞いてびっくりしてしまいま
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く