2011年7月の地上アナログ放送停波を控え、従来のテレビでデジタル放送を視聴できるチューナーが注目を集めている。2007年8月に総務省が掲げた地デジ移行計画で「2年以内に5000円以下の簡易なチューナーを入手できることが望まれる」との提言が現実化し、現在は5000円を切る安価な地デジチューナーも販売されている。 そんな中で、東芝が4月下旬に「レグザチューナー D-TR1」を発売した。既存のアナログテレビで地上・BS・110度CS放送を視聴できるだけでなく、USB HDDを接続すれば録画も可能になるスグレモノだ。同社の液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の名を冠するだけあって、録画機能に定評のあるREGZAシリーズのDNAを受け継いでいるようだ。早速使い勝手を見ていこう。 スッキリとしたコンパクトなデザイン D-TR1の本体サイズは幅238×高さ33×奥行き160.8mm(突起部含む・設計値)