ウィルコムの「W-ZERO3」がきっかけとなって、わが国でもスマートフォンが普及し始めている。 確かにスマートフォンは一般的な携帯電話より多機能で、使いこなすと便利なのだが、常にネックとなるのがキーボードとディスプレイだ。いくらPCと同じQWERTY配列のキーボードといっても、豆粒のようなキートップでは長文の入力には負担に感じるし、3.5~4型クラスのディスプレイでは限界がある。メールに添付されたWordやExcelといったOfficeアプリケーションのデータ、あるいはPDFをスマートフォンで開けるといっても、3.5型のVGAでは文書全体を見通すことは困難で、非常用という感が否めない。こうした用途には、やはりノートPCが必要、というのが現時点でのコンセンサスではないだろうか。 ●ノートPCのようで、そうではないFoleo この状況を変えるかもしれない製品が、5月30日に発表された。米Pal