ユーザー視点の辛口評価で好評の戸田覚氏による連載。今回はソニーのノートPC春モデルから「VAIO S」を取り上げる。13.3型ワイドを搭載しながら、モバイルという位置づけ。実物を見ないと価値がわかりづらいという戸田氏が出した結論とは!? 最近は、ノートのサイズがむちゃくちゃに増えている。一時は、15.6型ワイド液晶が主流になり、モバイルは12型ワイドと相場が決まっていたのだが、その後、大画面ノートが登場した上に、CULV(超低電圧)がヒット。ネットブックを除いたとしても、11~18型まで選択できるのだ。 今回取り上げるVAIO Sも、実に微妙なサイズで、もはや、位置づけがよくわからなくなってきた。何しろ、Webで製品数を数えると、VAIOだけでも13種類のノートをラインアップしているのだ。もちろん、仕事柄それぞれの機種についてはよくわかっているつもりだが、どのサイズがどんな用途に向けられて