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bookと議論に関するGlnのブックマーク (6)

  • 鳥飼玖美子『英語教育論争から考える』 | みすず書房

    再検討から新たな提言へ。「教育改革」の行方を考える緊急書き下ろし。 「はじめに」より 鳥飼玖美子 書を書こうと考えた動機は、相次ぐ英語教育改革である。私が大学で英語教育に携わるようになった平成元(1989)年頃から英語教育改革が言われ、2000年代に入ってますます「抜的改革」の頻度が多くなってきた感がある。その度に学校現場が右往左往している状況を見て、このような状態は「慢性的改革病」か「抜的改革症候群」とでもいうべき病ではないかと思い始めた。特に不可解だと思われたのは、以前の「英語教育改革」の総括や検証などが行われた様子もないまま、「抜的改革」案が打ち出されることである。しかも、その都度、改革が必要な理由として言われるのが「読み書き文法しか教えない学校英語」への批判であるのは、理不尽を通り越して笑止千万でさえあると思った。日の学校英語教育が公的に、コミュニケーションに使える英語

    鳥飼玖美子『英語教育論争から考える』 | みすず書房
  • フジタツヨシの新宿通信 その問題は本当に問題なのか?:【読んだ本】未来思考 10年先を読む「統計力」

    「その問題は、当に問題ですか?」 と統計で問い続けてきた神永先生は、書でもその姿勢を貫いている。 そして、書でそれぞれに問われる問いは 「少子化当に問題なのか?」という問いに収斂されて行く。 目次(Masahiro Kaminaga's Weblog) プロローグ PART1 少子化結婚 第1章 日少子化、世界の少子化 なぜ子どもが減ったのか コウノトリはどこへ 少なく産んで、しっかり育てる なぜ子どもが減っているのか 先進国の出生率を比べてみよう 教育費と出生率の関係 少子化ヲ克服セヨ 第2章 結婚しません? 未婚が増えている 長すぎる春 子どもは何人欲しいですか 生物学的限界 結婚しない/できない理由 結婚の三大リスク 第3章 産む自由、生まれる義務 世代会計―再配分の問題― 就学前教育の充実を! 大学が高すぎる このざまはなんだ 子どもさえ増えればいいのか 統計的差別

  • 議論のしかた: たけくまメモ

    もしかして有名なサイトだったかもしれませんが、最近読んですごく面白かったので紹介します。「議論のしかた」というコンテンツ。作者はiwatamさんです。岐阜県の人らしい。 ●議論のしかた http://iwatam-server.dyndns.org/software/giron/giron/ このままにできるんじゃないかと思えるくらいの密度とわかりやすさと完成度で、「議論」するに当たって必要な方法論が秩序だてて開陳されています。格的なディベートの訓練をされた方なのか、あるいは論理学をきちんと勉強されてきた人なんでしょう。「たけくまメモ」も最近議論づいていますが、一度は目を通しておいて損はない内容です。 詭弁論理学 あと、議論で思い出すのは『詭弁論理学』(中公新書)という。議論でうっかり陥りがちな詭弁のあれこれについて書かれた極めてマジメなです。俺が高校くらいに読んだんですが、「二分

  • 『議論のルールブック』が出た!: たけくまメモ

    議論のルールブック (新潮新書) 昨年「たけくまメモ」で紹介した、岩田宗之(iwatam)さんの傑作コンテンツ「議論のしかた」が、徹底改稿を経て『議論のルールブック』として新潮社からになりました! http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_d18d.html←たけくまメモ「議論のしかた」 昨日新潮社から送られてきて、とりあえずざっと目を通しましたが、オリジナルサイトのエッセンスはそのままに、論争の具体例が豊富に参照されていて、読んで面白いばかりか会議や討論の現場で「使える」内容になってます。新書なので読みやすいし。 岩田さんのサイトを最初に読んだとき、何が正しい議論なのかを理路整然と示す著者の力量に、ビックリしたことを憶えています。読みながら「これはになる!」と編集者的な興奮を抱いたことは滅多にない体験でした。 岩田さんは、

  • 404 Blog Not Found:まずは議論[に]しよう - 書評 - 議論のルールブック

    2007年10月20日14:30 カテゴリ書評/画評/品評 まずは議論[に]しよう - 書評 - 議論のルールブック というわけで、早速入手。 初出2007.10.19 追記2007.10.20:新潮社後藤さんより日献到着。ありがとうございます。久しぶりにだぶってしまった 議論のルールブック 岩田宗之 たけくまメモ : 『議論のルールブック』が出た!昨年「たけくまメモ」で紹介した、岩田宗之(iwatam)さんの傑作コンテンツ「議論のしかた」が、徹底改稿を経て『議論のルールブック』として新潮社からになりました!書「議論のルールブック」は、「Webのロングセラー」、 議論のしかた を大幅加筆訂正して一冊に仕上げたもの。 目次 - 岩田宗之『議論のルールブック』|新潮社より まえがき 議論の破壊者たち 感情論に振り回されない 感情論とは何か / 言葉は伝わらなくて当たり前 / 感情論を避

    404 Blog Not Found:まずは議論[に]しよう - 書評 - 議論のルールブック
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか

    タイトルで惹かれて一読、これはイイ! これは使わせてもらおう。 ロジカルシンキングやMECEといった論理的思考ツールは、確かに仕事に使えるまで砥いできたが、肝心の議論に役立ってはいない。あ、いや、「自分の考えを的確に表現し、相手に理解させる」ツールとしては有効だけど、 ・議論が紛糾したとき ・自分の結論へ誘導したいとき ・自分の主張に言いがかりとつけられたとき これっぽっちも役に立たない。「おまえの意見はよく分かったが ── ── そんな話はここでは通用しないよ」 ── SEにはカネのことなんか分からないんだ」 ── 他の人もみんなそうじゃないと言っているよ」 と断言されると、一瞬、どう返していいか言葉に詰まる。議論は黙した方が負け、というルールに従って引き下がらざるをえなくなる。しばらくたって、その「反論」は何の根拠もないことに気づくが、議論はもうあさっての方向へ行っている。 仕事の場に

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いか
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