この項目では、派生型の戦術戦闘機であるF-16XLについて説明しています。戦闘機仕様の原型については「F-16 (戦闘機)」をご覧ください。 F-16XLは、ジェネラル・ダイナミクス(のち軍用機部門はロッキード・マーティンに売却)が開発した試作戦闘爆撃機。 概要[編集] F-16 ファイティング・ファルコンをベースに大幅な改造を加えた試作戦闘爆撃機で、F-16の派生型である。第4.5世代ジェット戦闘機に分類される機体で、機体の大型化や主翼のクランクト・アロー・デルタ翼化によってF-16以上の搭載量を誇った。 アメリカ空軍の強化型戦術戦闘機(ETF:Enhanced Tactical Fighter)計画[注 1]に参加したが、ライバル機のマクドネル・ダグラス社(のちボーイング社によって買収)のF-15E ストライクイーグルに敗れ、採用を逃した。選定終了後、残った試作機2機は、NASAに引き