ロシア・モスクワで行われた戦勝記念の軍事パレードで、「赤の広場」の上空を飛行するスホイ27戦闘機とミグ29戦闘機(2015年5月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/KIRILL KUDRYAVTSEV 【10月5日 AFP】(一部更新)トルコ外務省は5日声明を発表し、ロシアの戦闘機1機が3日、シリア国境付近のトルコ領空を侵犯し、トルコ空軍のF16戦闘機が迎撃してロシア機をトルコ領空外に引き返させていたことを明らかにした。 トルコ外務省の声明によると、トルコ政府はこの件でトルコ駐在のロシア大使を呼び「強く抗議」して再発防止を申し入れ、仮に同様の事態が再発し「望ましくない事態」が発生すればその責任はロシアにあると伝えた。 トルコ外務省によると、ロシア機は3日午後0時8分(日本時間同6時8分)、トルコ南部ハタイ(Hatay)県ヤイラダギ(Yayladagi)の南の領空を侵犯した。付近をパトロール