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2013年12月16日のブックマーク (2件)

  • 原価管理よもやま話⑤|ものづくりコラム|ITソリューション&サービスならコベルコシステム

    金融危機の発生により、世界経済が減速している影響を受け、我が国の景気も急速に悪化し、さらには国際会計基準(IFRS)の採用等にも対処しなければならない状況です。製造業においても経営者の方々は企業の会計システムを再度、見直す必要があるのではないでしょうか。 企業の会計は財務会計と管理会計とで構成しています。 財務会計とは投資家、債権者等、外部の利害関係者に会計情報を提供することが役割です。 財務会計の主な役割は一定期間における企業の経営成績と、一定時点における財政状態に関する要約した情報を定期的に外部の利害関係者に提供することです。 管理会計とは経営者のために経営管理を目的とする会計で、経営者と管理者の仕事を支援し、会社の全体最適を実現するための情報の提供及び部門毎の部分最適を実現するための情報提供をしています。 管理会計のポイントには全体最適と部分最適の2つがあります。 全体最適のポイント

  • 会計原価を損得計算に使うな!

    ここでいう変動費とは材料費のように生産量に比例する費用であり、固定費総額は設備償却費や人件費のように、生産量が多少変化しても変わらない費用だとします。固定費は、固定費総額を生産量で割ったものですから、もし生産量が1個や2個ならば、生産量により大きく変化しますが、ここでは数百個生産しているので、生産量が少し変化しても、固定費はほとんど変化しないことにします。 Aケーキ店は見込み生産方式で、開店までに一定の数量を生産しておき、開店後に売り切れても再生産はしません。また、店主が売れ残るのを極度に嫌い、少なめに生産しますので、売り切れた後に来たお客さまには断っている状況です。すなわち、生産量<需要量の状況です。 さて問題です。あるとき、お客さまに渡す際に店員が誤ってケーキを1個落としてしまいました。落としたことによる損失は何円でしょうか? ○正解の前に…… この問題を10名程度で個別に解いてみてく

    会計原価を損得計算に使うな!