アフリカなどに生息する世界最小クラスのネコ「スナネコ」の赤ちゃんが、栃木県那須町の動物園で2年ぶりに生まれ、すくすくと育っています。 那須町の動物園「那須どうぶつ王国」では、アフリカの砂漠地帯などに生息する世界最小クラスのネコ「スナネコ」の繁殖に、おととし国内の動物園で初めて成功しました。 そして今月2日に、新たにオス2匹とメス1匹の合わせて3匹の赤ちゃんが生まれました。 21日は報道関係者に体重測定の様子が公開され、赤ちゃんは、はかりに載せるために持ち上げられると、元気に手足を動かしていました。 21日の測定では3匹とも、体重が生まれたときの3倍ほどのおよそ250グラムまで成長していることが確認されました。 3匹のうち2匹は、生まれた直後に低体温などの症状がみられたため、一時的に人工保育を行ったということですが、今は3匹とも母親の「ジャミール」のもとですくすくと育っています。 「スナネコ