先日、あるいじめ関係のシンポジウムにパネラーとして参加しました。 その席上、長野県の中学校の先生が実践されている「いじめ対策」は、目から鱗が落ちる素晴らしいものだったので報告したいと思います。 それは、以下のような手順で行われます。 1 いじめの認知は、本人、親、友人の誰からの報告であっても 「この事態を心配している人から報告があった」で統一する。 ※ いじめ加害者やその親は「誰がそんなこと言った」と言いがちなので、 教員側の対応を統一しておくことは極めて有効と思われます。 2 必ず、一人の教員ではなくチームで対応する。 ※ チーム対応は教員の一番苦手とするところですが、是非克服してほしいところです。 3 複数の加害者(大抵そうです)と複数の教員が別部屋で1対1で対応する。 ※ ここで、各加害者の発言に矛盾が生じます。 4 15分後に部屋に加害者を残して教員が集合し、情報交換・矛盾点の分析
NHK教育にて毎週日曜の午後6時からオンエアされている「ハーバード白熱教室」では、名門ハーバード大学の歴史で最も人気を集めたという、政治哲学のマイケル・サンデル教授の授業「Justice(正義)」を公開しています。この授業の学外での公開は史上初とのこと。はてなブックマークでも早速注目が集まっています。 ▽NHK ハーバード白熱教室 創立から400年近いハーバード大学の歴史の中で、最も多くの履修学生数を記録したというマイケル・サンデル教授の授業「Justice(正義)」。毎回参加者が1000人を超えるというあまりの人気ぶりに、大学では授業の非公開という原則を覆し、今回の初公開に踏み切ったそうです。 授業の内容は、人種も社会的背景も様々な学生達に対し、絶対的な答えがない様々な難問について「君ならどうするか?何が正しい行いなのか?その理由は?」と投げかけ、互いに議論する中でその判断の倫理的正当性
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