Image credit: ISRO インド宇宙機関(ISRO)は25日、地球観測衛星サラルと他6機の衛星を搭載したPSLV-CAロケットの打ち上げに成功した。 7機の衛星を搭載したPSLV-CAは、インド時間25日18時01分(日本時間25日21時31分)、インドのシュリーハリコータにあるサティシュ・ダワン宇宙センターの第1発射台から離昇、17分55秒後にサラルを軌道に投入、それに続いて6機の衛星も軌道に投入された。 サラル(SARAL)はISROとフランス宇宙機関(CNES)によって共同開発された地球観測衛星で、氷や雨、沿岸水域、森林および波高を観測し、天気予報や気候の仕組みの研究などに役立てられる。またCNESやアメリカ航空宇宙局(NASA)などが共同開発し打ち上げられた地球観測衛星ジェイソン2の補佐的な役割も果たす。打ち上げ時質量は409kgの小型衛星で、設計寿命は約3年を予定。高