「マヂカルラブリー」の優勝で幕を閉じた「M-1グランプリ2020」。 毎年、勝者が生まれるということは、その裏には何千組もの“敗者”が生まれているということでもあります。 最終決戦まで辿り着いたものの、あと一歩届かなかった。決勝の舞台にも届かなかった。いろいろな敗れ方がありますが、それぞれに、それぞれの形の「M-1」が刻まれている。それをこれまでの取材の中でも、強く感じてきました。 07年、優勝した「サンドウィッチマン」に次ぐ準優勝という形になったのが「トータルテンボス」でした。 昨年12月、Yahoo!拙連載用にインタビューをした時の取材メモを振り返ってみます。 「トータルテンボス」の藤田憲右(左)と大村朋宏(筆者撮影) 藤田:今になってまた思いますけど、やっぱり「M-1」はデカいですよ。僕にとって、最初はきっかけに過ぎなかったんです。「あれに出たら売れる!」という。頑張るため目の前にぶ
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