ブックマーク / mizuumi2023.hatenadiary.com (2)

  • 「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」 - みずうみ2023

    2023年/監督:金子由里奈/109分/2023年4月14日〜公開 前置きが長くなってしまったけど(前記事)、この作品、とても良くてびっくりした。 素朴で拙さのある表現が味、というタイプの作品なのかな、とちょっと思って見たのだけど、全然。 むしろ手練れているというか、相当映画制作についてよく知っている人なのだろうと感じた。 くどくどしくなく、最小限の要素で必要なことが全部分かる洗練性がある。 この作品の持つ間も、ムードも、とても好き。音楽も良かったなあ! これからもどんどん作ってほしい、また楽しみな監督が増えて嬉しい。 何しろ冒頭のタイトルバックの時点で、もうはっとさせられるのだ。 ああ、ここにはひとつもとげがない、とげがないということは、なんて安らぐことなんだろう、と。 この作品を見ていると、自分はいかに暴力的な、残酷性のある社会に生きているのかを意識せずにはいられない。 そのことに耐え

    「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」 - みずうみ2023
    Greenweekends
    Greenweekends 2023/04/30
    こちらもチャーリー、リズ同様に優しさが伝わって来そうな映画ですね。ホエールはパリタクシーと同様にメメントモリについて考えさせられ寂しさと同時に幸福感がありました。残りの人生を素直に生きたいと思います。
  • 「ザ・ホエール」 - みずうみ2023

    2022アメリカ/原題:The Whale/監督:ダーレン・アロノフスキー/117分/2023年4月7日〜日公開 私にとってのダーレン・アロノフスキー作品の醍醐味は、やはりクライマックスの異常なまでの高まり、全てをなぎ倒すほど圧倒的なカタルシスの感覚だと思う。 彼の映画を見た後の「何かものすごいものを見てしまった・・・」という言葉を失うような呆然感は、なかなか他では味わえない。 ただ、「ブラックスワン」や「レスラー」はオールタイムベストに挙がるほど好きな反面、前作の「マザー!」がとても苦手だったので(しかし記憶には残る)、今回は少し二の足を踏んだけど、見て良かった! 再び「レスラー」のような、人間のどうしようもなさと偉大さにがーんと打ちのめされるような作品だった。 人間の醜さやこの世界の暴力性をありていに描きながらも、痺れ、悶えるような人間讃歌になっている。 ほぼ全編が、外の日差しを遮

    「ザ・ホエール」 - みずうみ2023
    Greenweekends
    Greenweekends 2023/04/15
    今週はパリタクシー観て久しぶりの☆5個。来週はザ・ホエールを見る予定です。
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