川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学1年生の上村(うえむら)遼太さん(13)が殺害された事件を受け、同様の危険にさらされている子がいないか文部科学省が緊急調査し、13日結果を発表した。連絡が取れない、または校外の集団と関わりがあり、生命や身体に危険が及ぶおそれがある小中高校生は全国で400人に上った。 該当する児童・生徒について、文科省は学校に対し、警察と連携するなどして安全を確保するよう促す。今後、どう対応したか報告を求めるという。 調査は2月27日~3月9日、全国の国公私立の小中高校、特別支援学校を対象に実施。①7日間以上連続して連絡がとれない②学校外の集団との関わりがある、の二つのケースのうち、「生命や身体に被害が生じるおそれ」のある児童・生徒。危険があるかどうか確認できない場合も含めて集計した。 ①で該当したのは232人。不… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読み