沖縄に配備されたアメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」が、山口県の岩国基地から沖縄に向けて飛行中、四国の各地で相次いで目撃され、地元の自治体は不安を感じている住民も多いとして、国に事実確認を求めています。 アメリカ軍は、オスプレイを沖縄に配備するため、今月1日から6日にかけて、合わせて12機を、順次、山口県の岩国基地から沖縄県の普天間基地に飛行させました。この際、山口県や沖縄県だけでなく、四国の各地でも、オスプレイが目撃されていたことが分かりました。 このうち、愛媛県西部の大洲市では、今月2日と6日、北から南に向けて飛行する機体が目撃されました。ガソリンスタンドを経営する瀧野隆志さんは、6日にその様子を撮影しました。写真では、左右の大きなプロペラを回転させながら飛行しているのが、はっきりと分かります。 瀧野さんは、野鳥観察が趣味で、持ち歩いていた望遠レンズ付きのカメラで、数十秒の間に、合わせ