2012.06.25 沖縄古武道具「エーク」の稽古 カテゴリ:空手 karate 最近空手の稽古のひとつに、棒、ヌンチャク、トンファ、サイに加えて「エーク(ウエーク)」という古武道具も加わりました・・・ 沖縄では、琉球王国時代より各種の武器術が首里・那覇の士族を中心に行われていて、薩摩服属後も琉球士族の間では槍術や棒術などの古武術が稽古されていたようです・・・ 広く知られている俗説の一つとして、琉球には「禁武政策」により武器がなかったため、徒手空拳の空手(唐手)が発展したとの説がありますが、現実には薩摩服属後も琉球士族は武器の所持(鉄砲を除く)を禁じられておらず、こうした武器術は引き続き稽古されていたようです・・・ エークは、沖縄の漁師が使う櫂(かい)で、両手で持つので棒術と若干似ていますが、その形状から「切る」「砂を掛ける」という独自の技法があります・・・ 師範によると、本当はエークの稽