去年3月の巨大地震の直後から翌日にかけて発生した余震の回数が1600回近くに上っていたことが、気象庁の解析で新たに分かりました。 気象庁は「現在も、福島県や茨城県の沿岸部などで活発な余震活動が続いているので、強い揺れの余震には注意してほしい」と話しています。 去年3月11日にマグニチュード9.0の巨大地震が起きて以来、東北と関東の沿岸や沖合では数多くの余震が発生していますが、ほぼ同時に複数の余震が起きるなどして、あまりにも数が多くなったため、気象庁は、1年余りたった今も、すべての余震を解析できていません。 このため気象庁は、ほかの防災機関の観測データも使って、巨大地震の発生直後から翌3月12日にかけての33時間余りに起きた余震について、改めて解析しました。その結果、▽マグニチュード3.9以下の余震が773回、▽4.0から4.9が545回、▽5.0から5.9が233回、▽6.0から6.9が4