南太平洋に浮かぶソシエテ諸島(Society Islands)にはかつて、60種を超えるカタツムリが生息していました。 ところが1970年代に、ある事情から外来の肉食カタツムリを持ち込んだことで大半が全滅。 そのわずかな生き残りの中に、シロポリネシアマイマイ(Partula hyalina)という種がいます。 「1円玉ほどしかない本種がなぜ生き残れたのか」、専門家にとって長年の謎となっていました。 しかし今回、ミシガン大学(University of Michigan)の最新研究により、ついにその謎が解明されたのです。 その方法は、カタツムリたちに世界最小のコンピュータを背負わせることでした。 この奇抜な調査法は、何を明らかにしてくれたのでしょうか。 研究は、6月15日付けで『Communications Biology』に掲載されています。 Solving a Mass Extincti
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