米モジラ・メッセージングは2008年2月19日(米国時間)、同日から業務を開始したと発表した。同社は米モジラ財団の完全子会社であり、メール分野を担当する新組織として設立された。最初の業務として、メールソフトの次版「Thunderbird 3」の開発に取り組む。 Thunderbirdの開発はこれまで、同じく子会社である米モジラ・コーポレーションが担当してきた。ただモジラ・コーポレーションはWebに焦点を当てた会社であり、メールやインターネットコミュニケーション分野とは異なる部分が多い。それぞれの分野に可能な限り効率的に取り組むために、2つの組織を設けることにしたという。各々が自立的に活動しつつ、必要に応じて協力する。 Thunderbird 3は、2008年後半に正式公開される見込み。カレンダー機能の統合、検索機能の改良などが行われる予定だ。 発表資料(Mozilla Japanによる和訳
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