バングラデシュ・ダッカ(Dhaka)郊外のマスタード畑(2003年1月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEWEL SAMAD 【2月10日 AFP】バングラデシュで前週、姦通罪に問われ公開のむち打ち刑に処された少女が死亡した。同国最高法院は9日、死因は内出血だったとする検視結果を発表し、関係者を殺人罪で訴追する方針を固めた。 南部シャリアトプル(Shariatpur)県の村に住んでいたヘナ・ベグム(Hena Begum)さん(15)は、いとこと婚外交渉を行ったとしてシャリーア(イスラム法)の姦通罪を適用され、イスラム教聖職者を含む村の長老らによってロープで打たれる公開刑に処された後、病院で死亡した。 警察は「外傷はなかった」とする検視結果を発表したが、これに人権活動家らなどから批判が噴出。シャリーアに基づく私刑は違法だとして高等法院に訴え出た。 高等法院のアルタフ・ホセイン(Alta