(CNN) 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は、2022年のサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会を観戦する同性愛者のファンに関して行った発言について謝罪した。 問題となったのは、ブラッター会長が13日に南アフリカ・ヨハネスブルクで行った発言だ。ブラッター会長は、カタールでは同性愛は違法であり、同国へ観戦に行く同性愛者は「性行為を控えるべきだ」と指摘。その直後に「われわれは誰にでもオープンであり、いかなる差別もあってはならない」と付け加えたが、会長の発言は同性愛者の権利団体から強い反発を招いた。 ブラッター会長は17日にアラブ首長国連邦の首都アブダビで記者会見を開き、「(同性愛者に対する)差別を意図した発言ではなく、今後も差別するつもりはない」と述べ、「もし不快に感じた人がいたなら遺憾であり、謝罪する」と付け加えた。 またブラッター会長はアブダビでの会見で、2022年のW