今週はトルコのイスタンブールでこの原稿を書いている。ホテルの窓を開け、東洋と西洋を隔てるボスポラス海峡を見下ろす眺めは文字通り絶景だ。 ちなみに「ボスポラス」とはギリシャ神話に出てくる「牝牛の渡渉」のこと。ゼウスの妻の不倫相手が牛にされ、この海峡を泳いで逃げていったのだそうだ。 中東は筆者の「本籍地」であり、今年の1月あたりから何かと騒がしくなってきた。昨日までイスラエルのテルアビブに3日間滞在していたが、欧米メディアはリビア・カダフィ政権の崩壊ばかり詳しく報じ、ジョセフ・バイデン米副大統領の訪中など関心がないようだ。マスコミとは実に現金なものである。 さて、中国と中東については書くべきことが山のようにある。特に、エネルギー確保を目指す中国の資源外交の凄まじさについては、いつか纏めたいと思っている。 しかし、昨日はイスラエル訪問中にひょんなことから中国の最先端技術確保の努力を垣間見ることが
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