[パリ 11日 ロイター] 仏原子力大手アレバCEPFi.PAの監査役会は11日、9億ユーロの増資を承認した。 クウェート投資庁(KIA)が6億ユーロ、フランス政府が3億ユーロを出資する。 KIAはアレバ株の約5%を取得する。 アレバは、次世代原子炉の開発や海外事業の拡大に向け120億ユーロの投資を計画している。 クウェートなどの中東湾岸諸国は、発電や海水淡水化の需要に対応するため、原子力発電の導入を検討している。 アレバは、アブダビの原子炉建設(400億ドル規模)の受注競争で韓国電力公社(KEPCO)に敗れ、中東で他の受注先を探している。
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