2007年10月9日、アラブ首長国連邦の1つであるアブダビ(Abu Dhabi)首長国に建設される予定の人工島「サアディヤト(Saadiyat)」に建てれるルーブル美術館分館のコンピューター生成画像。(c)AFP 【10月10日 AFP】フランス国民議会(下院)は9日、アラブ首長国連邦の首都アブダビ(Abu Dhabi)に予定しているルーブル(Louvre)美術館別館の建築に同意した。しかし左派勢力からは同美術館の価値を下げることになるとの反対意見も出ている。 契約期間は30年間で、アブダビはルーブル美術館の名称使用料及び、展示品の半年から2年の賃貸料として4億ユーロ(約663億円)を支払う。 これはフランスのその他の美術館とアブダビの100億ユーロにも上る大規模な契約の一部。ルーブル美術館別館完成は2012年を予定しており、オープンに合わせ、パリから多くの展示品が貸し出される予定だ。 芸