今、『SHOE DOG』が売れています。なんと発売1ヶ月で13万部突破だとか。翻訳本としては珍しいくらいの売行きです。この本は、ナイキの創業者が自ら語る創業秘話…といっても実はこの「創業者自らが語る創業秘話」的な書籍はノンフィクション界には珍しくありません。その中でなぜこれが売れたのか、、データからその実態に迫りたいと思います。 まずは発売からこれまでの売行きを見ていきましょう。(オープンネットワークWIN調べ) 多くの書店さんに商品が並んだのが10/27、28あたり。発売からいきなりいい動きでしたが、ネット等でじわじわ拡散されいくつかの山が出来ていきます。大きく動いたのは11/17。実はこの前の日の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)「本屋で読書芸人」で取り上げられた事がこの売上の山を作りました。ちなみに選んだのは東野幸治さん、とのこと。 では読者層はどんな方々でしょうか? 80%が男性。
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