「自社のWebサイトが具体的にどれくらい貢献しているか」──。それを、自信を持って語れる人は少ない。なぜなら、「Webサイトがしっかり働いているかどうか」の判断基準が無いからだ。そこで交通信号と同様に、赤黄青のシグナルを設けて運用することをお勧めしたい。信号の点滅を監視することで、変化への対応力が養われ、動きが格段と良くなるはずだ。 平均滞在時間、直帰率、コンバージョン・レートなどがKPIになる 本稿の目的は、読者の皆様に、「わが社もWebサイトのKPIを作って、運用した方が良さそうだ」と感じていただくことだ。KPIとは、 Key Performance Indicator (重要業績評価指標)のことで、その数字を見ておけば、特定の業務について目標達成度や評価を容易に把握できる指標である。Webサイトの具体的なKPIを3つ挙げてみよう。 サイトでの平均滞在時間 バナー広告から訪れた訪問者の