国際オリンピック委員会(IOC)が東京オリンピックに参加する選手らへの米製薬大手ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチン提供を発表したことを受け、陸上女子1万メートル東京五輪代表の新谷仁美(積水化学)は8日、「(ワクチンを)自分が打たないことで、他の人に危険が及ぶのであれば打つ。ただ、打ったことでの症状は(個々で)異なるので正直、恐怖もあって、症状がどう出るか分からないので打ちたくないなという気持ちもある」と複雑な心境を語った。 東京五輪テスト大会(9日、東京・国立競技場)の出場選手によるオンライン前日記者会見で話した。五輪選手のワクチン接種を巡っては、東京五輪の安全な開催へ一歩進む一方で、感染拡大地域に多くの未接種者もおり、賛否両論がある。新谷は「個人の意見」として、「アスリートだけが特別という形で聞こえてしまっているのが非常に残念。どの命に対しても大きいや小さいはまったくないので、ア
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