気象庁が南海トラフ巨大地震の注意情報を発表したことを受け、神奈川県の黒岩祐治知事は8日、県民向けのメッセージを発信した。「家具の固定や備蓄物資、非常時の持ち出し品、地震発生後の家族との連絡方法など、日頃からの地震への備えの再点検」を求め、津波や土砂災害などからの避難場所や経路をハザードマップで確認するよう呼びかけた。 注意情報について「これから1週間を基本に、平時からの地震への備えを確認してもらうために出す情報で、直ちに地震が発生することを意味するものではない」と説明。「国や県、市町村からの情報に十分注意し、正しい情報の把握に努め、冷静かつ適切に対応を」とも呼びかけている。 県は同日、注意情報の発表を受けて危機管理対応の会合を開き、各局で情報を共有するとともに、県の体制を確認した。 南海トラフは静岡・駿河湾から紀伊半島沖などを経て日向灘へ延びる巨大地震発生帯。この海域ではマグニチュード(M
岸田首相「偽情報拡散やめて」 南海トラフ巨大地震注意で 時事通信 政治部2024年08月08日22時30分配信 記者団の質問に答える岸田文雄首相=8日午後、東京・永田町 政府は8日、宮崎県で震度6弱の揺れを観測した地震を受け、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。岸田文雄首相は官邸で記者団の取材に応じ、気象庁が南海トラフ地震臨時情報として発表した「巨大地震注意」について、警戒や備えに万全を期し、SNSなどによる偽情報を拡散しないよう呼び掛けた。 宮崎で震度6弱 南海トラフ地震の関連調査―5県に津波注意報・気象庁 1月の能登半島地震では誤った情報が流通・拡散し、救助や復旧に影響が出たとされる。首相は「政府から発信する情報をよく確認してほしい。無用な混乱を避けるため、偽情報の拡散などは絶対に行わないようにしてほしい」と強調した。 林芳正官房長官は臨時に記者会見し、「情報の正確な発信
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く