福岡市は13日、5月1日時点の推計人口が150万899人になったと発表した。政令指定都市で150万人を超えたのは神戸市に次いで6番目。九州各地から若い世代が移り住んでいることに加え、東日本大震災後に首都圏からの流入が増えたことが寄与した。 近年は年間1万人以上のペースで増加しており、神戸市(4月1日時点で約154万人)に迫る勢い。2010年10月~今年4月の人口増加率(2・1%)と人口増加数(3万1235人)はともにさいたま市を抑え、政令市最多だった。 福岡市の人口は1889年の市制施行時に5万847人。1972年に政令市に移行し、75年に100万人を突破。2011年6月に京都市を抜き、政令市で6位となった。市が昨年まとめた将来推計では、34年にピークを迎え160万6300人に達する見込み。 高島宗一郎市長は「増えた人口を支えるには仕事がなければいけない。企業誘致や起業のバックアップに力を