塩尻市立図書館は、本に巻いて内容を紹介する「帯」を市民が作り、読書に親しむ人を増やそうと、帯のデザインを20日まで公募している。市内4店でつくる塩尻書店組合が推薦した10冊が対象で、それぞれ最優秀賞を選び、同組合が採用すれば業者が印刷して本に巻き、4店の店頭に並ぶ。初めての企画で、手作り帯で本を手に取る人が増えることを期待している。 10冊は、絵本「はらぺこあおむし」や塩尻市を舞台にした映画「金メダル男」の原作小説など。本の大きさ、厚さを含め、市立図書館のホームページに掲載している。帯は手書きでもパソコンで作ってもよい。表紙、裏表紙、背表紙の各面をカラーでデザインし、実物を市立図書館の本館・分館に持ち込むか、本館に郵送する。 採用された帯は年内には店頭に並ぶ予定。手書きの文字を活字にするなど、業者側が手直しをする場合もある。最優秀賞は市立図書館に展示する。同館司書の北沢梨絵子さん(36
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