【ウィーン三木幸治】仏南部ニースで起きたトラック暴走テロ事件を巡り、世界中の人々がツイッターなどで被害者への連帯の気持ちを表現している。一方で、頻発するテロ事件を受け、「私は(テロに)疲れ果てている」と投稿する人々も出始めた。 「私はシャルリー、私はパリ、私はニース。私はもう疲れ果てている」。米インターネット紙・ハフィントンポストは15日、相次ぐテロ事件にうんざりする気持ちをツイッターに投稿した。 昨年1月の仏シャルリーエブド紙襲撃事件から始まり、同11月のパリ同時多発テロ、今年3月のベルギー同時テロ、7月のバングラデシュテロなど、大型テロ事件が続発。人々はシャルリー事件の時から「私はシャルリー」を合言葉に連帯を示してきたが、終わらないテロにいらだちを隠せない。