中国・武漢から広まっている新型コロナウイルス。政府は2月25日、感染拡大を防ぐための基本方針を発表した。今後1、2週間が拡大か収束かの山場となる。今回の新型はどのようなもので、私たちはどう過ごせばよいのか。また、今後のシナリオは──。政府専門家会議のメンバーで東北大学大学院医学系研究科の押谷仁教授にインタビューした(取材は2月23日時点)。(ノンフィクション作家・河合香織/Yahoo!ニュース 特集編集部)
なぜ医師は検査をしてくれないのか、そもそもその検査に意味はあるのか、感染対策のプロである聖路加国際病院、QIセンター感染管理室マネジャーの坂本史衣さんに一から教えていただきました。 ※インタビューは25日から26日午前にかけてメールとスカイプを使って行い、その時点の情報に基づいています。 そもそもどんな検査なの?ーー新型コロナウイルスが流行し始めてから、「PCR検査」という言葉をよく耳にするようになりました。どんな検査か教えていただけますか? 患者さんから採取した検体(鼻やのどを綿棒で拭った液)のなかに新型コロナウイルスの遺伝子があることを、遺伝子を増幅させることで確認する検査です。 ーーどこで検査しているのですか? 厚生労働省によれば「これまで、国立感染症研究所や検疫所だけでなく、地方衛生研究所、民間検査会社や大学などの協力を得ながら、令和2年2月18日時点で1日3,000件を上回る検査
感染予防ハンドブック 新型コロナウイルス感染症 市⺠向け感染予防ハンドブック [第1版] 発行:2020年2月25日 このハンドブックは、2月25日時点の情報に基づき作成しました。 感染予防ハンドブック はじめに 中華人民共和国湖北省武漢市にお いて、昨年、2019年12月、原因となる 病原体が特定されていない肺炎の発 生が複数報告されました.現在、新型 コロナウイルス感染症として、世界各 国で調査、対応がすすめられています. 新型コロナウイルスとその感染症に ついては現時点ではわかっていないこ とが多くあります.人から人への感染も 一部確認されていますが、どれぐらい の広がりになるのかもわかりません. 皆様が感染症予防について正しく理 解した上で安心して生活していただくこ とを目標に、このガイドブックを作りまし た.ご家庭での新型コロナウイルス感 染症を含む呼吸器感染症予防の一助 となれ
新型コロナウィルス肺炎(COVID-19)に関して,1月26日から数回に渡って,フェースブックに論文情報を記載してきた.この1ヶ月間の情報をまとめて記載しておきたい. (1)新型コロナウィルス(2019-nCoV)関連肺炎に関する論文の情報(1月26日) 昨晩,講演をした岐阜市内のホテルで,中国からの大勢の団体旅行者とすれ違った際,「新型肺炎への準備が必要だ」と思いました.中国の研究者チームは極めて速やかに2019-nCoVと名付けられたウィルスを単離し,全配列を解読して,そのデータを国際的に共有しました.SARSでの経験が生きたと言われています.NEJM誌とLancet誌は関連論文を無料公開しており,医療関係者は正しい情報を確認しておくべきと思われます.以下,情報の共有です. ◆人から人への感染は確定的である. ◆潜伏期は3~6日(追記参照:最新情報は1~14日),発熱,乾性咳,筋肉痛に
中国 湖北省武漢から帰国し、新型コロナウイルスで症状がないもののウイルス検査で陽性となった患者の診療を担当した千葉県鴨川市の病院の医師が、NHKの取材に応じ、軽症の場合には特別な治療が必要ないため冷静に対処し、今後、重症化した患者が検査や治療をスムーズに受けられる体制を確保することが重要だと述べました。 亀田総合病院の医師の細川直登 感染症科部長は、3人の治療を担当し、今後の参考にしてほしいとNHKの取材に応じました。 細川医師が治療にあたった3人のうち1人については、症状が最後まで出ず2人は発熱などはあったものの肺炎をおこすには至らなかったことから「治療には直接効果のある薬はないため体調を整えてもらえるよう経過を観察していた」と話しました。 そのうえで「感染しても8割の人は肺炎に至らず、軽いかぜの症状で終わるとされている」としたうえで現在、病院にも感染を心配する人から問い合わせが相次いで
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