今回のコラム執筆担当の名古屋大学です。 皆様、「リトラクタブルヘッドライト」というものをご存知でしょうか? 車好きな方であったりすると「リトラ」などと呼ばれているかもしれません。 リトラクタブルライトとは、その名の通り格納式のヘッドライトのことです。 なんでわざわざ格納式にしているのか?と、いった疑問もあるかもしれませんが、なんとも言えない魅力があるデザインと感じております。 画像1及び2はマツダ・RX-7です。 この車に採用されているものが「リトラクタブルヘッドライト」です。 画像1のように、ライトを格納式とすることによって、車体先端部を低くすることができます。 普段(ヘッドライトを点灯していないとき)は、ヘッドライトが見えていないという点でのデザイン面での利点があります。 ヘッドライトを格納しているときには、とてもスタイルがよく見えますが、ライトを点灯させているときの見た目は、筆者的に
こんにちは、静岡大学自動車部です。 今回は、車のボディータイプについてのお話をしていきます。 自動車を登録する“自動車検査証”には、車体の形状という欄があります。 乗車定員10人以下の乗用車には、主に3つの形状が記載されています。 ・箱型 ・幌型 ・ステーションワゴン カムはたまご型をした部品で、とがっていない部分はベース円といわれていて真円になっています。 尖っている部分をカム山と呼びます。 これは、道路運送車両法施行規則にて形状区分が決められています。 ステーションワゴンと記載された横の数字([003])は、車体の形状コードです。 乗用自動車の場合は、 001:箱型 002:幌型 003:ステーションワゴン 004:オートバイ 005:側車付オートバイ 006:三輪箱型 007:三輪幌型 と、決められています。 その他、乗合自動車・貨物自動車・大型特殊自動車・特殊用途自動車など用途と車
まず、車が走るとボディの周りを+(プラス)の電荷を帯びた空気が流れていきます。 走り始めの段階では図-1のごとく、ボディには帯電していない状態です。 ボディに帯電していないので、空気の流れはボディに沿って流れていきます。 しかし走ることによりボディと空気の摩擦によって、ボディは+に帯電してしまいます。 ボディが+帯電することによって、空気の流れとの間にクーロン力と呼ばれる反発の力がはたらき、空気が図-2のように反発力によって空気がボディからはく離して流れを乱してしまいます。 その結果、車の直進性や操舵性が低下してしまい、車本来の空力性能が発揮できなくなってしまいます。 ボディの帯電をなんとか解消する方法がないか・・・ そこで考案されたのが、アルミテープによる解消法だったのです。 ボディにテープを貼ることで電気を逃がし、帯電を防ぎます。 特に、放電しづらい樹脂パーツやガラス部分などの“非金属
こんにちは、静岡大学自動車部です。 車に関する様々なお話を、 「日本の中心?静岡」 からお届けしていきます。 よろしくお願いします! さて、今回はエアロパーツについてお話します。 しかし一言でエアロパーツと言っても様々な用途で開発や使用され、さらに形状や付ける部位も多種多様なものがあります。 そこで、エアロパーツとは何のことなのかを説明していきましょう。 [目次] ◇エアロパーツってなに? ・レース用エアロパーツとは? ・ドレスアップ用エアロパーツとは? ◇エアロパーツを、なぜつける? ・THEスポーツカー、迫力のリアウイング!! ・カナードでフロントをしっかり接地 ◇まとめ ◇ エアロパーツってなに? まずエアロパーツとは、「Aero Parts」と英語でも書くように空気力学的に考案された自動車部品を指します。 大きく分けると、レーシングカーに使用されるパーツと一般車のドレスアップ用に使
「車のメンテナンス? 車検やディーラーの点検で十分でしょ」 「部品とか機械はよくわからないし、面倒だよ」 そんなあなたにこそ読んで欲しいのが、この記事です。 例えば、車を持っている人は毎回、「うう、今年は車検いくらだろう」と悩んでいると思います。 その負担が少しでも軽くなれば、嬉しいですよね。 自分でメンテナンスができると、大きな故障が予防できるようになります。 その結果、例えば車検費用が安くなったり、節約できる可能性も高くなるんです。 メンテナンスというと、とても難しい印象があると思います。 自分でボンネットを開けて整備することだけがメンテナンスではありません。 故障しそうな場所がないかチェックすることも、故障・事故の予防になる立派なメンテナンスです。 だからぜひ、難しく考えずに読んでみてください。 車は決して安い買い物ではないですし、できることなら長く乗りたいですよね。 自分でちょっと
5速改造への挑戦!オートマ車から華麗なる改造でマニュアル車にする方法! こんにちは、北大自動車部です。 さて、筆者がこの文章を書いているのは6月です。 実はこの時期は、競技のジムカーナシーズンも真っただ中なのです。 が、しかし… いまだに車両ができていません(泣)。 筆者の先輩からも早く車両完成させろとせっつかれているのです。 しかし、少し時間がかかってしまっているのには、「ある訳」があるのです! 「ある訳」とは… 全日本ジムカーナ選手権に出場するチームなら、最新で戦闘力の高い車両で参戦するでしょう。 しかし大学生が参戦するジムカーナ競技で活躍する主な車種は、少し古めの中古車がほとんどです。 そして、競技するにはマニュアル車(以下、MT車)が必須です。 したがって大学生が購入できるレベルで安く売られているものは、相応に年式が古い車ばかりで、競技使用や所謂走り屋さんによる限界走行でエンジンや
2017年度から免許制度が変わっていることを知っていますか? 自分には関係ないと考えている方がほとんどなのではないでしょうか?? 2017年度と書きましたが、正確には2017年3月12日から新免許制度は始まっています。 改めて確認することが重要です。 なぜなら免許制度を知らないと、自分がどんな車を運転できるのか知らないということだからです。 その場合、自分が無免許運転をしてしまう可能性は少ないですが、よく確認しなければ他人に無免許運転をさせてしまうことがあるかもしれません。 また、しかし、いきなりそんなことを言われても… と思うのももっともです。 そもそもなぜ制度を変える必要があったのか納得しなければ不満は募るばかりかもしれません。 このコラムでは新免許制度のねらい、免許で乗れる車、準中型免許の取得について書きたいと思います。 ◇ ◇ ◇ <新免許制度の概要> 新しくできた準中型自動車免許
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