WBA王者の井岡一翔が王座返上 「本人モチベーション次第」と父 引退可能性も 2枚 ボクシングWBA世界フライ級王者の井岡一翔(28)=井岡=が保持していた王座を返上したことが9日、明らかになった。大阪市内で会見を行った、井岡の父で所属ジムの一法会長(50)が発表した。 井岡と夏場以降話し合いを重ねてきたという一法会長は「(年末の)試合への準備が間に合わないので、いったん(ベルトを)返上しようということになった。(井岡)本人がスイッチを切り替えたら、来年に世界前哨戦をノンタイトルでやるかもしれないが、それも本人次第。本人のモチベーションがなく、身を引くなら引退式もやる。二つに一つ」と引退の可能性にも言及した。11年から続いていた大みそかの世界戦も6年連続でストップ。井岡との対戦を熱望していたWBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22)=白井・具志堅=との統一戦実現も絶望的となった。 井岡は4月