<ジャズ・ポップ・ロックなど、音の良いアルバムを発売年順に紹介> 音が良いCD、昔でいうとレコード。今ならデータ配信もあって、「録音された音楽作品」のことをまとめて何と呼べばいいのか判りませんが、とにかく良い音で録音された音楽について。 音が良いというのを物理的に考えると、高い音から低い音までちゃんと録音できているとか、小さい音も大きい音もしっかり聴こえるということに尽きそうです。それなら、音の良さは機材の性能や音量バランスの調整といった録音技術の問題だけで決まるのかといったら、そうじゃないですね。 肝心の音楽がつまらなかったら、録音技術の良さも伝わらない。音の良し悪しには、ミュージシャンが楽器を良い音で鳴らしているとか、声が良いとか、それを活かせるだけの曲やアレンジの良さというコンテンツの質も関わってきます。音楽の表現の幅広さがあってこそ、録音技術も発揮される。音の良いレコードというのは