“32ナノ”で始まった2010年のイマイタ イマイタレビューに登場した2010年最初のCPUは、年明け早々にインテルから発表された“Westmere”世代のデスクトップPC向けモデル「Core i5-661」だ。開発コード名で“Clarkdale”と呼ばれたこれらのモデルでは、その前の世代になる“Lynnfield”と同様にグラフィックスコアとCPUコアを同じパッケージに統合し、CPUコアで32ナノプロセスルールを採用した。プロセスルールの微細化以外に、メモリコントローラをCPUコアからグラフィックスコアに移設し、Turbo Boost Technologyでは、クロックアップのビン数が変更されるなど、細かい改良が施されている。 ベンチマークテストによる性能検証でも、プロセスルールの微細化と細かい改良がどの程度パフォーマンスに影響するかに注目したが、同じミドルレンジラインアップのCore