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ブックマーク / vergil.hateblo.jp (12)

  • 関東大震災の1年前にも朝鮮人虐殺が起こっていた - 読む・考える・書く

    うかつにもまったく知らなかったのだが、実は関東大震災の1年ほど前にも日国内で朝鮮人の虐殺事件が起きていたことを最近教えてもらった。 中津川(信濃川)朝鮮人虐殺事件という。※中津川は信濃川水系に属する河川の一つ 朝鮮新報(2022/12/27) 【特集】中津川朝鮮人虐殺から100年~アイゴ谷と呼ばれた地~ 新潟県津南町、日一の豪雪地といわれるこの場所で、かつて朝鮮人労働者らが虐殺、虐待される凄惨な事件が起きた。1922年、関東大震災朝鮮人虐殺の前年にあった「中津川朝鮮人虐殺事件」だ。 事件は、同年7月29日付の読売新聞が「信濃川を頻々流れ下る鮮人の虐殺死体」という見出しで大々的に報じ、当時日の植民地支配下にあった朝鮮半島にまで広く知れ渡るようになった。その後、在日朝鮮人による調査団が組まれるなど、当事者らの真相究明活動で明らかになった惨たらしい事実―。 それは、新潟県中津川の上流に建設

    関東大震災の1年前にも朝鮮人虐殺が起こっていた - 読む・考える・書く
  • 敗戦の翌年、中国での残虐行為を自慢していた元兵士 - 読む・考える・書く

    記事の趣旨からずれるので前回記事では取り上げなかったのだが、『砕かれた神』の著者渡辺清氏は、敗戦の翌年、中国帰りの元兵士が自分の犯罪行為を自慢気に語る場面に遭遇している。[1] 1946年3月11日の日記: 夕じゃ(二時ごろの事)に帰ったら、川端の火じろ端に宮前のほうの博労ばくろうが二人お茶を飲んでいた。肥った赤ら顔のじいさんと、こびんに大きな火傷の痕のある反っ歯の男だ。川端の種牛を見にきたらしく、はじめは牛の値がどうのこうのいっていたが、そのうちに戦争の話になっていった。おれは上がり框かまちに腰かけて夕じゃをよばれながら、反っ歯がじいさんにこんなことを自慢げに話しているのを聞いた。 「上海から南京まで進撃していく間に、そうだな、おりゃ二十人近くチャンコロをぶった斬ったかなあ。まあ大根を輪切りにするみてえなもんさ。それから徴発のたんびにクーニャンとやったけや、よりどりみどりで女にゃ不自由

    敗戦の翌年、中国での残虐行為を自慢していた元兵士 - 読む・考える・書く
  • ロシア軍の民間人虐殺は非難し日本軍のそれは擁護する小林よしのりのご都合主義 - 読む・考える・書く

    ロシアウクライナ戦争に関して、小林よしのりがまたしょーもないことを書いている。[1] ロシア軍の非道・残虐さはものすごい。 武器を持たない民間人に、容赦なく発砲しているし、都市が廃墟と化している。 どれだけの人数が虐殺されたか分からない。 (略) ウクライナ人はすでに1000万人が国外に脱出した。 女子供が大半のようだ。 ロシア兵は侵略した地で、何をやっているか分かったもんじゃない。 ロシア軍の残虐行為は戦争犯罪そのものだし、そもそもウクライナに軍事侵攻したロシアが行っているのは違法な侵略戦争である。 民間人の殺戮など許されないのは当然のことだが、では小林は同じことをしていた中国の日軍について『戦争論』で何を言っていたか。[2][3] ともかく民間人と思って油断してたら… 実は兵隊で急襲してくる という輩に取り囲まれている状況である あなただったら殺すべき者と殺す必要のない者を的確に見

    ロシア軍の民間人虐殺は非難し日本軍のそれは擁護する小林よしのりのご都合主義 - 読む・考える・書く
    HanPanna
    HanPanna 2022/04/11
  • 『私は貝になりたい』―― 戦後日本人の被害者意識を正当化した「不朽の名作」 - 読む・考える・書く

    『私は貝になりたい』は、1958年にラジオ東京テレビ(現在のTBS)がテレビドラマとして制作し、芸術祭文部大臣賞を受賞するなど、テレビドラマの名作として高く評価された作品だ。続いて翌年にはドラマ版と同じ橋忍の監督により映画化もされている。 ドラマ版と映画版では大半のキャストが入れ替わっているが、主役の清水豊松は同じフランキー堺が演じている。私は先日、この映画版の方を観た。 画像出典:Amazon.co.jp あらすじ 大戦末期、高知の港町で理髪店を営んでいた清水にもとうとう赤紙が届き、彼は内地の某部隊に配置される。30過ぎで子持ち、気が弱く要領も悪い清水は上官や古年兵に目をつけられ苦しい軍隊生活を送っていたが、ある夜、空襲に来たB-29が付近の山に墜落し、清水のいる部隊に搭乗員の捜索と「処分」が命じられる。 翌日の捜索で見つかった搭乗員は2名を残して既に死亡しており、その2名ももう虫の

    『私は貝になりたい』―― 戦後日本人の被害者意識を正当化した「不朽の名作」 - 読む・考える・書く
    HanPanna
    HanPanna 2020/07/22
  • 「普通の日本人」はとにかく正義が嫌いらしい - 読む・考える・書く

    痴漢容疑者を取り押さえようとして重傷を負わされた被害者を嘲笑する人々 危険を省みず容疑者に立ち向かった男性が「正義マン」? 「普通の日人」は正義が嫌いになるよう教育されている 痴漢容疑者を取り押さえようとして重傷を負わされた被害者を嘲笑する人々 2月17日、都営地下鉄駅で、痴漢容疑者を取り押さえようとした男性が階段下に転落させられ、一時意識不明の重体になるという事件が起こった。 www.sankei.com 駅構内の階段で男性を転落させ、意識不明の重体にしたとして、警視庁神田署は17日、傷害容疑で、元警視庁警護課SP(セキュリティーポリス)の会社員、品田真男容疑者(52)=千葉市若葉区原町=を現行犯逮捕した。品田容疑者は当時、電車内で10代少女への痴漢行為を疑われ駅構内を逃走していたという。(略) 逮捕容疑は17日午前7時ごろ、東京都千代田区神田神保町の都営新宿線神保町駅構内の階段で、自

    「普通の日本人」はとにかく正義が嫌いらしい - 読む・考える・書く
    HanPanna
    HanPanna 2020/03/02
    普通の日本人ってあれだろ、普通じゃない(極度に偏ってる)日本人の比喩表現だろ?(ごめんまだ本文読んでない)
  • コロナウイルス対策で中国人入店禁止が許されるなら当然これも問題ないよね? - 読む・考える・書く

    新型コロナウイルス肺炎の感染拡大に伴い、中国人への露骨な差別が横行している。 札幌市の某ラーメン店は「中国人観光客の入店禁止」を宣言。 日より「新型コロナウイルス」の発生に伴う感染予防対策として「ハレルヤ3店舗、まんざら、ねぎま」の全店舗「中国人観光客の入店を禁止」致します。ご理解の程、宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/pHRr4nDIfg — 麺やハレル家 (@menyahareruya) January 29, 2020 札幌のヘイトラーメン屋 店先に「中国人入店謝絶」の貼り紙 pic.twitter.com/b0uKDGzbi8 — さなる (@senor_sp) January 30, 2020 店主のブログでは「差別ではなく区別だ」「お客様と従業員の健康と安全を守る為」などと弁解を書き連ねているが、同じブログで以前からこんなことを書いているのだから中国人へ

    コロナウイルス対策で中国人入店禁止が許されるなら当然これも問題ないよね? - 読む・考える・書く
    HanPanna
    HanPanna 2020/02/02
    差別的措置は合理的理由がある時のみ許容される前提で、専門家が対応する入国審査と素人判断は違う。この店が入店禁止にしたところで防疫にも検疫にもならないんだから、合理的理由に欠ける。
  • 慰安婦(日本軍性奴隷)を南方に運んだ徴傭船船員の証言 - 読む・考える・書く

    郵船の大型貨客船三池丸(11,738トン)は、北米航路への就航を予定して建造されたが、結局一度も来の航路を航海することなく、竣工直後の1941年10月に陸軍に徴傭され、南方への兵員や物資の輸送に使われた。 三池丸(画像出典:Wikipedia) この三池丸に、徴傭直後から約1年半陸軍軍属として乗船していた元船員の男性が、南方の戦地への「慰安婦」の輸送の状況について証言している。この男性(以下、Sさん)は、戦後60年を経て関係者のほとんどが亡くなり、生き残りが自分ひとりとなったことを機に証言を決意されたらしい。他に類を見ない貴重な証言だと言える。[1] 女性たちは、あまり人目につかぬように三等客船[船室?]の一番下の部屋に押し込められていたという。 船の丸窓は、固く閉じられ、絶えず監視がついていた。監視には業者の男が二人ほどつき、船室から段が上がったとこで、始終、番をしていた。女性たち

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    HanPanna 2019/12/16
  • オーストラリアが日本の戦争責任に厳しかった理由 - 読む・考える・書く

    オーストラリア人看護婦たちを殺す前に強姦していた日軍 1942年2月、インドネシア西部のバンカ島で、数十名のイギリス人およびオーストラリア人の捕虜と民間人、さらに21名のオーストラリア人看護婦が日軍に虐殺された。 このとき、看護婦たちは単に殺害されただけでなく、その前に日兵により強姦されていたことが明らかになった。BBCが次のように報道している。 www.bbc.com 「この真実を発掘し、ついに公表するには、複数の女性の力が必要だった」 軍事史を研究するリネット・シルヴァーさんがこう言う「真実」とは、1942年2月にインドネシア・バンカ島で、海の中へ歩かされ、機関銃で銃撃されたオーストラリア人看護師22人の身に起きたことを指す。看護師たちは1人を除いて全員殺された。 「それだけでぞっとした。でも、殺害前に強姦されていたなんて、語るにはむご過ぎる真実だった」。シルヴァーさんは、新著で

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    HanPanna 2019/04/29
  • 朝鮮人虐殺:「これを悔いざる国民は禍(わざわい)である」 - 読む・考える・書く

    東大震災時の朝鮮人虐殺を否定するトンデモ『朝鮮人虐殺はなかった』(加藤康男著)は、流言蜚語をそのまま紙面に載せてしまった当時のデタラメな新聞記事などを根拠に、朝鮮人が暴動を起こしたのは事実であり、自警団などが殺したのはテロリストだったのだと決めつけている。[1] 自警団の「覚悟」 ここまでさまざまな経緯を見てきたことで、朝鮮人の襲撃事件が決して「流言蜚語」などという絵空事ではなく、実際に襲撃があったからこそ住民と自警団が自衛的に彼らを排除したのだということが理解されると思う。 今日、流通している関東大震災関係の専門書の大部分は「流言蜚語のために自警団等が朝鮮人を虐殺した」という前提に立って書かれている。 何もしない朝鮮人と見られる男が歩いて来たとしよう。 町内壊滅の騒乱状態にあったとしても、町内会、自警団、青年団員がその朝鮮人をいきなり殺すなどという行為ができるものだろうか。何もしない

    朝鮮人虐殺:「これを悔いざる国民は禍(わざわい)である」 - 読む・考える・書く
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    HanPanna 2018/12/31
    ここに書かれてるような証言や文献を読んでも「パヨクの捏造」扱いして「正しい検証をしよう!」なんて言ってりゃ、そりゃネトウヨ扱いもされましょう。
  • 朝鮮人虐殺:褒美を求めた加害者、冗談と笑いが飛び交う法廷、町村ぐるみの減刑運動 - 読む・考える・書く

    朝鮮人殺しには甘く、警察への反抗には厳しかった検挙方針 「ご褒美」を求めて警察に出頭した加害者たち 冗談と笑いが飛び交う法廷 町村ぐるみの減刑運動、そして恩赦 朝鮮人殺しには甘く、警察への反抗には厳しかった検挙方針 震災からある程度の時間が経過し、朝鮮人による暴動というのが根も葉もない流言に過ぎなかったことが明白になると、何の罪もない朝鮮人たちを官民一体となって虐殺しまくったという事実に向き合わざるを得なくなる。こうした不都合な現実に直面したとき日政府がやることは昔も今も変わらない。事実の歪曲と隠蔽である。 これだけの虐殺事件が起きた以上、法治国家のふりをするには加害者を裁判にかけて処罰せざるを得ない。しかし、やり過ぎると、官憲自身が流言を流して民衆を扇動したことや、軍隊や警察が自ら虐殺に手を染めたことを暴露されて政府が窮地に陥る結果にもなりかねない。 そこで、臨時震災救護事務局警備部司

    朝鮮人虐殺:褒美を求めた加害者、冗談と笑いが飛び交う法廷、町村ぐるみの減刑運動 - 読む・考える・書く
    HanPanna
    HanPanna 2018/10/16
  • BPO放送人権委、『ニュース女子』による辛淑玉氏への人権侵害(名誉毀損)を認定! - 読む・考える・書く

    昨年1月2日に放送された『ニュース女子』「沖縄基地問題特集」については、既にBPO(放送倫理・番組向上機構)放送倫理検証委員会が「重大な放送倫理違反があった」と認定している[1]。そして今度は、同機構の放送人権委員会が、同番組が「のりこえねっと」共同代表の辛淑玉氏に対する人権侵害(名誉毀損)をも行っていたことを認定した[2]。 BPOによる認定の根拠と論理 さっそく委員会決定の全文を読んでみたが、同委員会は次のような根拠と論理に基いて名誉毀損を認定している。以下、同決定の内容を一部流用・要約して説明する。 (1)申立人(辛淑玉氏)の名誉を毀損する事実の摘示があったか (注:名誉毀損事案における「事実の摘示」とは、ある事柄が「事実であるとして示されたこと」を意味しており、示された内容自体の真実性とは関係がない。) まず前提として、同番組では基地反対運動を、出演者のコメント、テロップ、ナレーシ

    BPO放送人権委、『ニュース女子』による辛淑玉氏への人権侵害(名誉毀損)を認定! - 読む・考える・書く
    HanPanna
    HanPanna 2018/03/11
  • 南京攻略戦従軍記者たちの「虐殺否定」座談会 - 読む・考える・書く

    「虐殺の“ギャ”の字もない」従軍記者座談会? 従軍記者たちの座談会発言と戦後の回想 座談会での記者たちの発言 足立和雄記者の回想 今井正剛記者の回想 右翼雑誌の編集者にプライドはないのか? 「虐殺の“ギャ”の字もない」従軍記者座談会? 右翼雑誌「Will」の2007年12月増刊号に、「朝日新聞支那特派員大座談会」という記事が載っている。 「むろん、虐殺の“ギャ”の字もない」という煽り文句から、てっきり戦後の座談会で従軍記者たちが当時を振り返り、「見なかった」「虐殺などなかった」といった発言でもしているのかと思ったら、なんと南京陥落当時の朝日新聞に載っていた記者座談会の再録なのである。 バカじゃなかろうか。 軍による検閲済みの新聞に虐殺の話など出ているはずがない。しかも当時の新聞といえば、朝日も含め、どこもイケイケドンドンで戦争を煽るプロパガンダに熱中していたのだ。 日中戦争が始まった後、朝

    南京攻略戦従軍記者たちの「虐殺否定」座談会 - 読む・考える・書く
    HanPanna
    HanPanna 2017/12/25
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