バチカンでローマ・カトリック教会の前教皇ベネディクト16世(右)と面会するフランシスコ教皇。バチカンメディア提供(2018年12月21日撮影、公開)。(c)AFP PHOTO / VATICAN MEDIA 【1月13日 AFP】ローマ・カトリック教会の前教皇ベネディクト16世(Benedict XVI、92)が、既婚男性を司祭に任命する案に反対していることが12日、分かった。新著の中で、フランシスコ教皇(Pope Francis)に向けて司祭独身制の継続を強く訴えており、バチカン(ローマ教皇庁)の専門家らはその内容に衝撃を受けている。 【動画】ローマ教皇、女性信者の手をたたく 翌日に謝罪 フランシスコ教皇は現在、司祭のなり手が不足しミサがほとんど行われていないアマゾン(Amazon)などの遠隔地域で、既婚男性が司祭となることを認めるよう求める司教会議(シノドス)の提言を検討中。結論は今後